帰ってきたみふ子の真夜中日記

ちんちんついてる爆乳抜き屋さん。全身課金500まん。一部R18

「入ろうとしている」ではなくて「すでにいる」

※あえて本音を言うなら

「追い出せるもんなら追い出してみろよバーカ✌︎('ω')✌︎」ってところなんですよね。

女子トイレの話です。女風呂じゃないよ。だから、いかにアンチトランスの方が「ペニス付きは女性専用スペースに入るな」と血走った目で叫ぼうがわたし自身は口笛なんですよ。わたしは「すでにそこにいる」のだから。

女性ホルモンをもう何年も打っています。豊胸手術も整形手術もしています。女性として24時間過ごしています。女子トイレを使えないと困るんです。だから入ってるんですよ。わたしが男子トイレを使えばその場が混乱に陥るだろうことはすでに話しました。つい先日地獄の業火に灼かれてこんがり丸焼けになったしいたけ氏のいうように、そのような混乱を乗り越えてトランス女性を多様な男性として受け入れるべきという話は論外です。あのような暴論にいちいち反論するのもバカバカしいのですが、しいたけ丸焼け記念に書いておきます。あばよしいたけ、永遠に戻ってくんな。

なぜならそれは女性として埋没しているトランス女性に、社会の不特定多数を相手にしてカミングアウトをすることを強いるからです。

仮にわたしが男子トイレに「いえ、わたしはペニスを持っているからこちらを使うんです」と大声で叫びながら入ったとします。その場にはトランス女性に対して性暴力を働こうとする人間、あるいは自らの信念やなんらかの信仰からトランス女性の存在を許さないという人間もいるかもしれない。毎回トイレに入るたびにそんな危険に晒されるんですよ、それが人権侵害でなくてなんなんですかね。ちなみに都心部にお住いの方ならお分かりでしょうが、誰でもトイレはたびたび長い時間待たされます。うんこ漏らします。いや、わからないかもしれないですね。誰でもトイレにしか入れなかった時期を過ごしたことのない人には。


※本日のお笑いアンチトランス劇場

マズローの三角形を出して、トランス女性が女子トイレに入ろうとするのは「所属欲求」であり、じぶんがトランス女性を排除するのは「安全欲求」なので、後者がより尊重されるべきという論を最初に見たときは正直なにを言ってるのか本気でわかりませんでした。どうやら、件の人たちの脳内ではわたしが女子トイレに入って「よしっ、俺は女子トイレに入ったから女子として認定されたっ!」とガッツポーズをとっているようなんです。本気で理解できないことなんですが。

違いますよ。あなたたちと同じように便意を感じて女子トイレに入り、便意を我慢しながら個室が空くのを待ち、個室でマヌケ面でクソをひねり、手を洗ってかわかして、鏡の前であぶらとり紙で顔のテカリを取り、パウダーファンデーションをはたいて、リップを塗り直して澄ました顔で出て行くのです。あなたがたと同じようにね。

ったく、馬鹿馬鹿しい。


※女性専用スペースからの未オペMtF排除論は事実上の「MtFカミングアウト強制」であり、「全トランス女性の社会からの排除」である。



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ここで""そびえ立つクソ""ことけいた氏にご登壇願いましょう。この騒動の発端を「女湯発言」だという、明らかな捏造を行った、アンチトランスの皆様から大人気の""そびえ立つクソ""ことけいた氏ですが、カミングアウトやアウティングについて根本的な誤りを犯しているので指摘しておきます。

いや、この""そびえ立つクソ""ことけいた氏の過去のやり口と考えあわせて、あえて誤ったふりをしてトランスへの偏見を戦略的に扇動しているのはほぼ間違いないと思われるのです。あえて誤っているのなら、ご期待に添いましょうか。

オペ済みの埋没トランス女性が「カミングアウトすると女でいられない」と言ったのはまさにトランス女性が現在直面している困難を表しています。じぶんが元男だと職場でカミングアウトすることはまさしくその日から""ふつうの女性""と見られなくなることであって、その職場にはもしかしたらこの""そびえ立つクソ""ことけいた氏のようなトランス女性に悪意を向ける人物がいるかもしれないのです。それくらいカミングアウトというのは困難な行為です。

ところで、職場とインターネット空間というのはまったく性質の異なる場所です。インターネット空間では本名や職場、自分の顔などを晒さずに自分の想いを綴ることができます。ですからそこで、まだ自分の身体は男性だがそのことに違和感を持つ未治療トランスと、すでに女性の身体に性転換をして、カミングアウトしないまま女性として生きているオペ済みトランス女性がコミュニケーションをとったりできるわけです。そしてそういう場があることは明らかに実社会で適応に苦心している当事者にとって救いでした。

""そびえ立つクソ""ことけいた氏は、職場や実社会におけるカミングアウトとインターネット空間における属性開示を意図的に混同することにより、当事者の苦しみを矮小化するばかりではなく、マイノリティのコミュニケーションのプラットホームであるインターネットコミュニティに対して重大かつ致命的な攻撃を仕掛けているのでした。だから言ってやるよ、お前はクソだ。クソは肥溜めに帰りな。臭えから。

さて、翻って実社会です。移行中、移行後の多くのトランス女性の願いは、自分の厳密な身体的性や染色体性が日常生活の中で暴かれないことであり、仮に(医療の場などで)止むを得ず開示することがあったとしても、それで偏見の目で見られないことです。わたしはかつて発熱の症状で医師にかかったときに具体的な検査をしていないのにもかかわらず盛んにHIVの可能性を指摘され激しく落ち込んだことがあります。(もっともそこにはセックスワーカー差別も多分にあるでしょうが)

未オペのトランス女性の女性専用スペースからの排除論には、なぜか未オペのトランス女性が未オペとわかるという前提があるのですが、(そして女風呂と女子トイレの話を一緒くたにするという、当事者にとってはきわめて粗雑に見える論法はこの前提があるからでしょう)いったい誰がわたしのパンツの中を見るのでしょうか?ということには誰も答えてくれません。それとも女子トイレの入り口で、染色体検査を行うのですか?

それともMtFにカミングアウトを強制させるのですか?そうなればすべての人間は自分の染色体のバッジを首からぶら下げるということになりそうです。

仮にすべてのトランス女性にカミングアウトを強制させたとしましょう。そうなれば、未オペトランス女性のRLE、未オペながら女性として社会生活をするということが困難になり、ひいては性転換後の生活も著しく厳しいものになるでしょう。そしてトランス女性の女性専用スペースからの排除論を訴えている人々が社会生活を女性として生きているトランス女性の実態に明るいとはどう考えても思えないのです。

会社と交渉して女性として出社しているが、会社の上層部以外には自らの戸籍性を明かしていないトランス女性。セックスワーカーとして仕事ではペニスと豊胸乳房を晒しながら普段は女性として生きている整形依存のトランス女性。実社会との適応に苦しみながらネットで切実な想いをつづるトランス女性。嘘は嫌いなのでといって自分の性を職場ではオープンにしつつ、持ち前の明るさと仕事の能力で自分の居場所を確保しているトランス女性。

彼女らはいつかペニスを切るかもしれませんし、もしかしたら「いつか」と思いながら志半ばで世を去ることになるかもしれません。諦める人もいるかもしれない。

しかしひとつ言えるのはトランス女性はすでにそこにいるということなのです。新たにずかずかと入ってくるのではありません。あなたの隣にいるのかもしれないのです。

性犯罪の防止についてはそれと別に論じればいいでしょう。オールジェンダートイレの増設はホルモン治療や適応が進んでないトランスジェンダーにとってもプラスと思われます。



なお、本項で取り上げたカミングアウトの問題はFtMにも共通しているということも付け加えておきます。