帰ってきたみふ子の真夜中日記

ちんちんついてる爆乳抜き屋さん。全身課金500まん。一部R18

「女はイージーモード」説について

※おっかなくてわたしは言えないけど


ここ最近、日課の嘔吐の回数が1日平均2回を超えてきた黒井です。体調や精神状態は確実に悪くなっています。まあ仕事はがんばりますけど。


トランス女性側から発された「シス女性はイージーモード」発言がさんざんアンチトランス側で共有されていますが、それがシス女性に直接向けられたものだったのであれば、うかつな発言だなとは思います。というか、相手が女性であれ男性であれ、何人であれ、「お前の人生はイージーモード」というのは個々人の共有不可能な歴史を顧みない、思慮を欠いた発言です。


しかし内輪に向けた発言としては共感するところはあります。わたしはこれを読んでくれているシス女性に誤配されてしまうのがおっかなくておちおち言えないけれど。

だって、子どもの頃からオス社会からいじめられて、変態扱いされ、変態扱いから逃れるためにパス度をあげようとすれば脱毛、整形に金が飛んでいく。ホルモン剤の副作用、脱毛や整形や注射の痛み。家族との揉め事。働こうとしても、未オペの段階では戸籍が食い違っているから、それを認めてくれる職場でないと働けない。夜職にいけば激しい競争が待ち受けていて、昼職を運よく見つけても無理解に晒される。部屋を借りるのにも一苦労、性転換手術の身体的、経済的な負担……


これに対してアンチトランスシス女性の側からは「男に戻ろうと思えば戻れる」という発言がありまして、それは""否認派""の本音だと思いますが、トランス女性側はそれを「ひどい発言だ!」と拡散する様子はありません。諦めているからです。マジョリティから見れば確かにそうなんだろうな、と。そちらさん側から見ればそれは事実なんだ、そちらさん側には。

だけど、だったら「シス女性はイージーモード」もこちら側にとっては事実じゃない?


にもかかわらず、こちら側ばかりが責められるのは、トランス女性がマイノリティであるからで、そこで働いているのはやはり「差別心」と言わざるを得ないと思います。


こんな状況で、「どこまでがトランス女性か、ハッキリしろ」と言われてもお断りしますとしか言えません。今度はそこから漏れた人々をよってたかってボコボコに叩きのめすでしょう?どうせあなたたちは。

わたし自身もそこに入れるかわかりませんし、ペニスがついているわたしがそこに入るかもわかりません。ニューハーフ、つまり職業トランス女性はお断りと言われるかもしれない。かつてのわたしであるトランジションが進んでない若い子がぶった切られるかもわからない。

線引きは権力を持った方がやることですから、我々にその権限はありません。

もういい加減にしてください。